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So it goes...
カート・ヴォネガットが亡くなったそうです。
生存する作家の中で一等好きでした。
否、生存しない作家を入れても大好きなのです。

面白い小説・泣ける小説・感動する小説はいっぱいありますが、心を精神を解放してくれる小説というのは結構稀なものです。

私にとってヴォネガットの作品は日々硬直し続ける心を解きほぐしてくれる妙薬なのです。
あれだけ人間を矮小化して描きながら最後に救済してみせる手腕は見事と云うしか有りません。
筋読みする人にはけったいな話に思えるでしょうが。

一時期、ヴォネガットの作品に特有のバラバラに進行していく複数のプロットを選り分けてみたりして自分なりに分析してみたことがありましたが、己の愚かさだけを知りました。

美しい音楽と同じように分析などせず、ただ享受すればいいのです。



亡くなってしまったのは確かに悲しいですが、ある地点ではヴォネガットは生き続けるのですものね。
永遠に。


だから手向けの言葉はシンプルにいきましょう。



そういうものだ。
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