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WORK or DRESS ? 番外編 『Oh My Henry !』

今回はトリッカーズのお話だよ


前回、「WORK or DRESS ?」を書いた後、ふと、イギリス靴の「カントリー」とはアメリカ靴の「ワーク」と非常に近しいモノ、生物学で云うところの収斂みたいなものではないかと思い至り、今回、WORK or DRESS ? 番外編としてトリッカーズを取り上げることにした。

 

本邦では、所謂、紳士靴というジャンルではアメリカ製よりも人気のあるのがイギリス製。そのイギリス靴の中で靴製造の聖地ノーザンプトンにある有名なメーカーのひとつである「Tricker's : トリッカーズ」は紳士靴に相当する「ドレスライン」の人気・知名度は今二つほどだけど、カントリーブーツ/カントリーシューズを有する「カントリーライン」の人気・知名度は世界有数のもの。そんなトリッカーズ・カントリーラインで私が愛用するのが今回の主役、サイドゴアブーツ「M2754 Henry : Acorn Antique」だっ

 

01.JPG

おーまいへんりー

 

02.JPG

ヘンリーとインディー! なんか楽しい冒険が始まりそうなタイトル♪

 

 

Tricker'sならMalton/Stowを持ってくるのが順当なのではと云う方もおられるかもしれない。実際、私も最初はMalton/Stowを手に入れようとしたけど、残念ながら4497Sというラストは私の足には合わないのだ(ワイズ展開があれば違ってくるのだろうけど)。そこでためしに4444といラストのHenryを履いたらぴったりんこだったのが馴れ初め。のちに4444ラスト仕様のMalton/Stowが別注で出てたけど、Henryで充分満足しているので手を出さなかった。(ホントは編み上げの手持ちが他にも沢山あったというのが一番の理由なのだが。。。)

 

(注:ここから牽強付会が強まってきます)

 

とにかく、「WORK(≒COUNTRY) + DRESS 」という私の個人的な趣向からすると「ヘンリー」の方がより適しているのだ。
もともとサイドゴアブーツはヴィクトリア女王やアルバート公が履き始めた頃からフォーマル/ドレス寄りの履物。なので、今でもドレスブーツっぽい作りの多いこのサイドゴアブーツのなかにあって、「ヘンリー」が際立ってくる。ブローグとは私を含めた日本人はドレッシーな意匠だと思っている/思っていた人が多いが、実は非常に実用的な出自でカジュアルなモノ。くわえて張り出したコバにオールアラウンドスプリットウェルト、私のはだめ押しにコマンドソールというごっついカントリーテイスト満載な作りのサイドゴアブーツ「ヘンリー」こそ「WORK(≒COUNTRY) + DRESS 」という私の琴線を仁太坊の如く弾き倒す、至高の逸品なのだAHHHHHHHHHHHじゃんがじゃんがじゃんがじゃんが。云うまでもないが、異論は決して認めないので悪しからず。

 

高校生の時に初めて買ったブーツはアルフレッドサージェントのサイドゴアブーツだった。黒いスムースレザーのプレーントゥのもので、メンテ方法がよくわからず、やたらkiwiのポリッシュを塗りたくってぴかぴかに光らせていたので、周りから『○○(←ひぃ〜の名字)黒ゴキブリ(二匹)』と、嗤われていたものだった。。。うう

以降、3足のサイドゴアブーツを履き潰してヘンリーに辿り着いた。

街中で見知らぬ方に声を掛けられヘンリーを褒められたことが2回ある。今回の写真はピカピカにメンテしたものをアップしているが、そのときはどちらも薄汚れた状態だったのに。黒ゴキブリもついに変態したということなのか。。。うーむ

| BOOTS/SHOES | 14:56 | - |