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真贋を見抜く心眼
改めて考えてもインターネットという発明は素晴らしいものですが、色々と問題も抱えています。

前に以下の様なエントリーを書いたことがあります。
(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)


国内ではRABCOについて書かれたサイトが見あたらず、海外のサイトで情報を集めているのですが、そんな折りRABCO社の創設者Jacob Rabinow(ヤコブ・ラビノー)さんの自家出版らしい自伝が手に入りました。日本では殆ど無名のラビノウさんですが(日本のサイトでの数少ない紹介では「レインボー」と間違った表記をされいますw)実は何百もの特許をもつ凄い発明家なのでした!
自伝もなかなか面白い内容なので、紹介がてら抄訳してみます。



A really good invention is a work of art:発明は芸術だ!

【前略】

まあ実際のところ1910年に私が生まれたのはウクライナということになるのだろう。
そのころの私は「Yakov Aaronovich Rabinovichin」(訳注:読めませんw)といったコテコテのウクライナ名だったそうな。
生まれてすぐにあの革命(訳注:ロシア革命)のゴタゴタに巻き込まれてウチの一家はシベリアを経て中国に追いやられた。だのでそこら辺のことは覚えているはずもない。そうそう最近あの国もやっとボリシェヴィキ・レーニン・スターリンというトリオの呪縛から解かれたそうな。やれやれ。(訳注:1991年のウクライナ独立の事)

未だにロシア系かと問われることがあるのは家では母がウクライナ訛りのロシア語を使い続け、しゃべれもしないロシア語の響きが私の言葉に残ってしまったからだろう。民族的にはユダヤ系ということになっている。そんな感じでしょ? 

みなさん、スパシーボッ! そして、シャローム!

中国での記憶がほとんどないのは幼かっただけでなく、ろくな事がなかったからかもしれない。父が亡くなり、知り合いの一人もいない異国の地で幼い私たち兄弟をかかえ母もさぞ不安だったのではないだろうか。それでもある朝のことだけはいまでも良く覚えている。いつものように(そして私たちが大きくなって家を出るまでずっと)フライパンと金ベラを太鼓のようにかき鳴らし母は怒鳴った。
「朝よっ!おちびさん!お天道様がお待ちかねよ!」その朝の母の顔にはそれ以降、一度もお目にかかったことのない表情が浮かんでいた。
「さあさあ顔洗って朝ご飯食べたら荷造りしなさい」母は宣言した。「アメリカへ行くわよ!」

とまあ、そんなこんなでどぶネズミ色した(衣服を着た)我々一家はどぶネズミのように貨物船の船底に押し込まれてアメリカへ向かった。
1920年の冬のことだ。貧しき人々が文字通り折り重なっていた。臭いもすごかった筈だが良く覚えていない。予想されるように伝染病があっという間に広まり、よどんだ空気と発熱のせいで船底はさながら地獄の大鍋のようだった。その鍋でぐつぐつ煮込まれながら幾日も過ぎていった。いまでもこのときの記憶は大きな揺れと共に蘇ってくる。私がワウとかフラッターが許せないのもこの体験のせいだろう。(訳注:ほんまかいな?)

【中略】(船内での話と絡めてその後発明する事になる機械の技術的な話が進むのですが単語が良くわからないのでアメリカに到着するとこまでとばしますw)

なだれ込むように船底の人々は(動ける者は)甲板に這い上がって行った。
水平線に霞んでいたゴミ粒がやがて陸地の姿に変わると方々で歓声が上がった。
あの日の感動を上手く伝える言葉を私は持ち合わせてはいない。あの時あの甲板の上でアメリカ大陸を見やった我々は--いやいや--これまでも、そしてこれからもこうやってアメリカに訪れる人々は同じような感慨を持つに違いない!
偉大なるアメリカ人作家スコット・フィッツジェラルドはパリからアメリカへ戻った時のことを何と書いていたかな?
そうそう、「アメリカ人の人生に第二幕はない」だったな。

ならばちょこっと拝借して・・・

私の人生の第一幕が今上がった!


【後略】


この後、当時のアメリカ文化体験、苦学の末ニューヨーク州立大に入り、国立標準局(National Bureau of Standards:NBS)に就職したこと、そこでの発明の連発とその開発秘話、RABCO社成立・離散などの経緯が面白可笑しく描かれています。
因みに、RABCOという社名はRabinow's Companyからとったそうなのですが、読み方がわかりません。「ラビコ」?それとも「ラブコ」?


権利の問題もありましょうが以後もこつこつ訳していきます、、、っていうかタンテのセッティングしろって?
うううぅぅぅ。。。

(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)(・e・)


実はこんな本は存在しません。内容も装幀もわたしのでっち上げですw
ただしJacob RabinowというRABCO社の創設者は実在しました。それに上記のほとんどはネットで調べた情報から一人称の文章におこしたものなので、元ネタの正確さには準じるでしょう。写真も氏のものとされる画像を加工しました。

それでもインチキ情報には間違いありません。
インターネットは便利ですが、このようなガセネタも少なくないので、自身でネタ元を確かめる作業は怠らない様にしましょうね。

これからも、まだまだガセ・インチキ・ウソなどまぜこぜていく所存なのでどうか真贋を見抜く心眼を養っていきましょう!

イヒ.イヒ.イヒ.
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