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The Long and Winding Groove...
未だ部品が揃わずLCRフォノアンプの製作は足踏み状態にあります。
手を動かさずに頭だけ使っていると、細かい仕様やコンセプトの変更・追加があれこれ思い浮かび、調べ、また思いつき、調べて...というそれこそ際限のない状態になってしまっています。
そして今も考えているのはトーンコントロールの事です。録音カーブだけではどうも追い込めないSP盤-初期LP盤があるのはここら辺のレコードを愛好している方には分かっていただけると思います。ただ、なかなか音質を損ねない様なトーンコントロールの設計は難しいことが分かってきました。うーん...

そんな中、しばらく覗いていなかったトーレンスのレストアをしているショップのブログを拝見していて、ある機器に眼が止まりました。
はじめは最近増えてきた各種録音カーブ対応のフォノアンプのひとつかーなんて気楽に読み進めていたのですが、ここの店主(?)さんの言葉に、恥ずかしさと憤りで顔が火照り頭の中が呆っと霞みましたAHHHHHHHHHH!!!!!!!!

悔しさで奥歯をぎりぎり噛み締めつつも負け惜しみを云わせてもらえば、そーいうあなたは今までColumbia LP / NAB / RIAAの低域補正500Hzに聴感を元にトーンコントロールでカーブごとに一貫した調整ができていたのでしょうか? 文章中トーンコントロール調整併用ならば云々と云っているのもここら辺に対するつっこみに予めエクスキューズしているのでは、というのはあまりにも穿った読みでしょうか? Columbia LP / NAB / RIAAのターンオーバー500Hzにバス・ロールオフ周波数がそれぞれ決まっていたというのが仮に事実であっても低域の細かい定数ずれはそれほど違和感がないのでは、というのも負け犬の遠吠え?(正直云って改めてトーンコントロールいっじって聴きなおしてもよくわからない)(※追記:バス・ロールオフ周波数とは低域制限の事でした。このことは前に調べていて、やはり一律に決まっていたのでは無い、という理解に達していました)だいたいバス・ロールオフ周波数調整のできる機器など他に無かったわけですから、今までこの手のレコードをそれなりの機器で愛聴し満足していた人々は皆、耳が悪いと云っていることになると思うのですがね...ココもそうですが、あんたらみんな間違っていると大っぴらに公言できる志の高さに敬服しっぱなしですwww

物好きと嘲られながらもSP盤-初期LP盤をあえてわざわざ録音カーブだの針先は何ミリだのの調整に充てることにより、後の再プレス盤では失われてしまった謂わば演奏の情念のようなものを感じられたと悦に入っていたのは何だったのか???

でも、私はこの機器を買う気はさらさらなく、自作機にはトーンコントロールだけは付けようと決意し、この長く曲がりくねった溝を進む決意を新たにするひぃ〜なのであった。わお〜ん


と、もののついでにかみつかせてもらいますがココで「フォノイコライザーをプリアンプにつなぐという愚行、音は死ぬ」と云ってるのはそれこそ乱暴な意見で、使用するフォノイコ、プリアンプ、パワーアンプのゲインと回路構成を吟味しなければ一概に云えないのは明らかだと思うのですが? 例えばバッファ部を持たない50倍(34dB)程の低利得のフォノイコを真空管パワーアンプに繋ぐとどうなるでしょう? 真空管パワーアンプはたいてい5〜10dBほどしかゲインはないので仮に5dBとして合計39dBの利得となります。ここに定格5mVのMMカートリッジの出力を入力するとパワーアンプの利得まで加味して約90倍の450mVという低い電圧になり、かすかすな音になる可能性が強くなります。
逆にはじめから1V〜500mV程のラインレベルまで増幅するフォノアンプの出力を通常1〜20dBのプリ、ソリッドステートも含め5〜20dBのパワーとなれば繋ぎようによっては過剰な利得をアッテネートしなければならない、というのは確かにありえる話ではあります。
ただ高利得のフォノアンプをパワーアンプに繋ぎ、利得配分として適正でもフォノアンプに付いたボリュームのほとんどはたいした物が使ってあるとは思えず、しかもボリューム位置によるインピーダンス変化まで考慮して作られているものがどれくらいあるものやら...
逆に上記のような少々利得配分が多すぎても比較的高品位なプリのボリュームでアッテネートする方が結果的に良くなる場合も大いに考えられます。
まあ、そういう時はユニティーゲインに近いプリを使用するのが定石ではあるのでしょうがね。
とにかく単純な直結-短線-少回路主義的発想には与することはできません。
きゃんきゃん


(・e・)(・e・)(・e・)(・e・) 追記 (・e・)(・e・)(・e・)(・e・)
うちではC-20にColumbia LP対応のLPというポジションがあるのでRIAA=Columbia LPでは聴いていませんでしたが、Columbia LP=NABで聴いてはいましたので...
| DISC | 20:32 | - |